コンテンツにスキップ

コライダーの使い方 / Tips

コライダーでできること

Vket Cloudでは、Unityの各種コライダーとVKCコンポーネントを組み合わせることで、以下のような機能や表現をつくることができます:

  1. 基本的な環境構築: 壁や床などの作成
  2. 表示の最適化: オクルージョン機能 により見えない部分の処理を省略
  3. 読み込みの効率化: 動的ローディング で必要な時だけコンテンツを読み込み
  4. インタラクション: クリック、エリア出入り、視野内判定 などの検知
  5. 物理演算: 落下や衝突などの動き

コライダー用コンポーネント

Vket Cloud SDKには、以下のコライダー関連コンポーネントがあります:

基本コンポーネント

VKC Node Collider- コライダーを表現する基本的なコンポーネントです。UnityのBoxColliderと併用することで例えば壁や床など衝突可能なノードを作成できます。また、他のVKCコンポーネントとの組み合わせで使用することで、さまざまな表現が可能になります。

基本コンポーネントと組み合わせて使うもの

これらをインスペクタービュー上でアタッチすると、VKC Node Colliderも自動で追加されます。

VKC Item Area Collider- プレイヤーの特定エリアに出入りをトリガーとしたアクションを設定できます。

VKC Node Mesh Collider- UnityのMesh Colliderと組み合わせて付与することで、メッシュ形状に合わせたコライダーを作成できます。

VKC Node Cylinder Collider- UnityのCapsuleColliderに物理演算を適用する際に使用します。詳細は物理エンジンを参照してください。

コライダーとActionの連携

コライダーはアクションと組み合わせることで、多彩なギミックを作成できます。
詳細はアクションの項目を参照してください。

コライダーとスクリプトの連携

HeliScriptのコールバック関数を活用することで、アクションだけでは実現できない複雑なギミックも作成可能です:

実践のヒント

階段のコライダー設置テクニック

階段にコライダーを設置する場合、VKC Node Mesh ColliderあるいはBox Colliderをそのまま使うと、移動時にガタつきが生じたり、段差によってはジャンプが必要になったりして、プレイヤーにストレスを与えることがあります。 ColliderTips_Stair_1 ColliderTips_Stair_1_Result より良い解決策として、Box Colliderを斜めに配置して坂状にすることで、プレイヤーがスムーズに登れる階段を作成できます。 ColliderTips_Stair_2 ColliderTips_Stair_2_Result

プレイヤーとの衝突判定の仕組み

プレイヤーは画像のオレンジ球に衝突判定を持ちます。
また、下記の操作でオレンジ球が可視化されます。
1. 予めVketCloudSettings / BasicSettingsデバッグモードを有効にしておく。
2. ビルド後、ゲーム中にF3キーを押す。 ColliderTips_player_1