VketCloudSDKを使用してheoファイルを書き出す
VketCloudSDKを使用したheoファイル変換では、.fbxファイルが使用できます。
VketCloudSDKの導入
はじめに、heoファイルを出力するための環境を用意します。
heoファイルとは、Vket Cloudエンジン独自の3Dモデルの規格であり、出力するには、Vket Cloud SDKが導入されたUnity Projectが必要になります。
VketCloudSDKの導入には、Vket Accountへの登録と、ライセンスIDへの登録が必要です。VketCloudSDK Manualのはじめに - VketCloudSDK Manual を参照しながら、SDKにログインするまでの手順を行って下さい。
本ページ公開時点では最新のUniVRMが対応するUnityバージョンが2019.4.31f1のため、本ページでは2019.4.31f1を使用しました。
インストールが完了したら、モデルをheoに変換します。
モデルをheoで出力する
出力を行う前に、heoファイルはpng画像のテクスチャしか使用できないため、変換を行います。
使用されているテクスチャを選択し、Export Compressed Textureを行うことで、png画像が出力され、変換完了後に出てくるウインドウにてOKを押すと自動的に参照先のテクスチャが切り替わります。
データの整理が終わったら、VketCloudSDKタブからExport Fieldを選択し、ファイルの出力を実行します。
この時、TransformのPositionとRotationがすべて0であることを確認してください。
そうでないとWorld Builderで配置したときに意図しない場所に設置されることがあります。
複数のファイルが書き出されるため、モデルと同じ名称のフォルダを作成して、そこを選択することで、一つのフォルダとして書き出した方がWorld Builderに配置しやすくなります。
これで、heoファイルの書き出しは完了です。