はじめに
ゲームエンジンによく使われる単語
単語 | 意味 |
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ゲームエンジン | ゲームエンジンは、ゲームを作るための特別なプログラムのことです。 ゲームエンジンは、ゲームの中でキャラクターや背景を表示したり、キャラクターが動く方法や音を出す方法など、ゲームで必要な基本的な機能を提供します。ゲームエンジンを使うことで、ゲーム制作がより便利に簡単になります。 |
3Dモデル | 3Dモデルとは、コンピューターの中で作られた立体の絵のことです。それは、キャラクターや建物、動物など、現実のものをコンピューターで作るための形や色、質感の情報を持っています。 |
テクスチャ | テクスチャは、3Dモデルの表面に貼られた画像のようなものです。 例えば、人形の服に柄が描かれていたり、木の枝に木目があるように、テクスチャは3Dモデルの外見や質感を決めるための絵や模様です。 |
マテリアル | マテリアルは、3Dモデルが持つ色や模様、光沢などの特徴を決めるものです。 例えば、車の赤い色や、つるつるとした金属が周りを映り込ませる様子など、3Dモデルがどんな風に見えるかを決めるのがマテリアルです。 |
コライダー | コライダーは、物体同士が触れ合ったり衝突したりするときに、その動作を管理する役割を持っています。 例えば、ボールが壁にぶつかると、コライダーが壁の形を表現して、ボールがどこで止まるかを決めたりします。コライダーは、ゲームの中で物体同士がぶつかったりする動きを作るのに使われます。 |
エリアコライダー | エリアコライダーは、ゲームの中で特定の場所やエリアを決めるための見えない壁や領域のことです。 プレイヤーやキャラクターがそのエリアに入るか出るかを判断するのに使われます。例えば、ゲームの中で特定の部屋に入ると何かが起こるように設定する時に、その部屋をエリアコライダーで指定することができます。 通常、プレイヤーがぶつかることはなく、通過することができます。 |
ギミック | ギミックは、ゲームやアトラクションなどで使われる面白い仕掛けやトリックのことです。 例えば、ボタンを押すとドアが開く、隠し通路が現れる、または特別なアイテムが出てくるなど、プレイヤーが驚いたり楽しんだりするための仕掛けのことです。 |
トリガー | トリガーとは、ゲームなどで特別な出来事を起こすための仕掛けやきっかけのことです。 例えば、ボタンを押したり、特定の場所に入ったり、ある条件が揃った時に、ギミックが動いたり、イベントが発生したりします。ギミックのトリガーは、何か特別なことが起きる合図やきっかけの役割を果たします。 World Builderはでは基本のトリガーとして、 ・プレイヤーのクリックを行うとき ・プレイヤーがエリアコライダーに入るとき をサポートしています。 |
発火 | 発火とは、そのギミックが起動することを意味します。つまり、特定の条件が満たされた時やプレイヤーが特定の行動をした時に、ギミックが動いたり、効果を発揮したりすることを指します。 例えば、特定のスイッチを押すことがトリガーとなり、3Dモデルが表示されたり、プレイヤーがワープしたりするのがギミックの発火です。 |
マニピュレーター | マニピュレーターは、3Dモデルを動かしたり、回したり、大きさを変えたりするのに使うツールです。 |
Vket Cloud/World Builder固有の単語
単語 | 意味 |
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Vket Cloud | Vket Cloudとは、PCやスマホでアクセス可能なメタバースを作成できるゲームエンジンです。Webブラウザのみで動作可能で、Webサイトの基本的な仕組みと、ゲームエンジンの仕組みを組み合わせることで、メタバースのワールドに必要な様々な機能実装を可能としています。 |
World Builder | ブラウザのみで動作する、Vket Cloudのワールドが作成できるメタバースワールド作成サイトのことです。作成したワールドはアップロードして遊ぶことが可能です。 |
作業プロジェクト | World Builderで、ワールドを作るために用いるデータが複数含まれているファイルのことです。World Builderを使用するときは、最初にどのプロジェクトで作業を行うか選択します。 |
ワールドリソース | 作業プロジェクトに含まれる、ワールドを作るために用いる3Dモデルや、テクスチャ素材などのことです。アセットパネルに一覧となって表示されます。 |
作業中のワールド | ワールドとして、実際のシーンリソースが配置されて、キャラクターが移動できる場所のことです。シーンパネルでシーンリソースの配置、移動などの操作を行うことができます。 |
heoファイル | Vket Cloudで使用できる独自の3Dモデルの規格のことです。Unityという別のゲームエンジンを使用することで書き出すことが可能で、複数の3Dモデルが一つのheoファイルとテクスチャフォルダとしてまとめられています。 |
heoフォルダ | heoファイルと、テクスチャフォルダがまとまったフォルダのことです。World Builderでは、このheoフォルダを読みこむことができ、自分が作ったシーンで使用することができます。 |
ノード | heoファイルとして書き出された後、各3Dモデルはノードというものに変換されます。このノードは表示非表示などの操作することが可能です。 |
アクショントリガー | VketCloudでプログラムを行うことなく動作させることができるギミックを作るための機能のことです。クリックや、エリアコライダーへの侵入などをトリガーとして、数十個のアクションを組み合わせることげギミックの作成を行うことができます。 |
heliscript | VketCloudで使用できる独自のプログラミング言語のことです。 |
コンポーネント | コンポーネントとは、日本語では部品という意味で、heliscriptで作成した、ゲームで使う動作などをプログラムのことです。これを作成することによって、VketCloudでオリジナルのゲームやギミックを作成することができます。 |
クリッカブル | クリッカブルとは、クリックやタップが可能であることのことを言います。クリッカブルの設定を行うことで、例えばクリックしたらノードの表示/非表示をコントロールすることができたり、ワープしたりすることができます。 |
表示/非表示 | 表示/非表示は、シーン上には配置されているものの非表示にしたりする処理に使用します。 |
アクティブ/非アクティブ | アクティブ/非アクティブは、表示/非表示はといった表示上だけの変更ではなく、スクリプトからアクセスできず、ワールドをアップロードした際にもオブジェクトは書き出されません。 |