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HEOWorldSetting

HEOWorldSettingはワールドの基本設定を取りまとめるコンポーネントで、以下の設定を管理しています。

  • 基本情報
  • カメラ設定
  • 描画設定
  • アバター設定
  • マイアバター設定

基本設定

BasicInfo

Label function
World Name ワールド名を設定する項目です。基本的にはワールド作成時に自動生成されたIDがアップロード時に自動入力され、URLなどに反映されます。
(例:[VketID_of_Creator].cloud.vket.com/worlds/[World_Name])
Debug Mode デバッグモードを切り替えることができます。オンにするとブラウザ上でF1またはF2からデバッグ機能を使用することが可能になります。
VRM Drop ブラウザ上へのVRMドロップによるローカルの(他プレイヤーから見えない)アバター変更を許可します。
Occulusion Culling オクルージョンカリングをオンにします。
詳しい使い方はオクルージョンカリングをご確認ください。 
World Name Directory .heoファイルなどの出力時に、ワールド名の付いたフォルダにまとめます。
(例: data/field/ワールド名/world.heo)
Multi Play Mode In Local Build ローカルビルド時にマルチプレイモードで入室します。
Use GamePad ゲームパッドを使用するかどうかの設定です。
Use Physics Engine 物理エンジンを使用するかどうかの設定です。
Favicon Faviconを設定する項目です。
HeliScript ワールド内で使用されるHeliScriptが一覧表示されます。HEOScriptなどで指定したHeliScriptは本項目にリストアップされます。

Note

HeliScriptは基本的には自動で項目が追加されますが、ファイルの削除などによって項目にNone(未指定)またはMissingが発生する場合があります。 HeliScriptの項目内がNone(未指定)またはMissingの状態はビルドエラーの原因になるため、ご注意ください。

HeliScriptMistake

Note

現在、SDKバージョン5.4を含む全てのリリースバージョンにてゲームパッドは`Use GamePad`の設定の如何に関わらず使用することができません。<br>
本不具合は次期リリースバージョンにて修正される予定です。

Note

SDKバージョン5.4にて`Multi Play Mode In Local Build`が無効の状態(シングルプレイモード)で入室すると、ローカルビルドを行った際にエモートが再生できなくなる現象が確認されております。<br>
ローカルビルドでエモートの挙動を確認したい際は、`Multi Play Mode In Local Build`を有効にしてください。

カメラ設定

Camera

Label function
Smoothing カメラの上下の動きにスムージングをかけるかどうかを指定します。
far Offset TPSカメラの注視点を上下に調整できます。
near Offset TPSカメラの注視点を上下に調整できます。
Photo Radius 撮影モードカメラの移動可能半径を指定します。
Raycast Max Distance クリック判定をおこなうカメラからの最大距離をメートル単位で指定します。
Default TPS Camera TPSカメラのオフセットを指定できます。center:真後ろ(デフォルト)right:右肩越し(一般的なTPSカメラ)left:左肩越し

描画設定

Rendering_1

Label function
PBR PBRライティングをオンにします。
Directional Light シーンに設置されたディレクショナルライトをワールドライトとして指定します。
Fade In Time  ワールド入場時のホワイトフェードインの時間を秒単位で指定します。
Shadow Type  影の描画方法を指定します。roundは 丸影、normalshadowmapは通常のシャドウマップです。
normalshadowmapHEOShadowと組み合わせて使用します。
Shadow Bias  影描画のバイアス値を設定します。
Shadow Area Size  シャドウを描画する距離をメートル単位で指定します。
Shadow Fade Size  シャドウ外周に向かってフェードアウトする距離をメートル単位で指定します。 
Projection Near 近傍のクリッピング距離を指定します。
Projection Far 遠方のクリッピング距離を指定します。
Projection Degree 画角を指定します。(デフォルト値推奨)
Bloom ブルームのオンオフを切り替えます。
Light Scattering ライトスキャッタリングのオンオフを切り替えます。
IBL IBL(Image-Based Lighting)のオンオフを切り替えます。

Note

`Directional Light`に設定されているIntensityの値(下記画像参照)はワールドに反映されないためご注意ください。<br>
ライトの強弱は`LightColor`の色を`Directional Light`側の色と重ね合わせることで表現が可能です。

Rendering_2


Rendering_3

Label function
Bloom ブルームのオンオフを切り替えます。
Bloom Intensity ブルームの強さを設定します。
Bloom Threshold ブルームの閾値を設定します。
Light Scattering ライトスキャッタリングのオンオフを切り替えます。
Scattering Intensity 空気散乱強度を設定します。
Scattering Directivity 拡散指向性を調整します。
G IBLの強さを調整するパラメータを設定します。
Distance 効果開始距離を設定します。
LightColor ライトカラーを指定します。
SunColor 太陽光色を設定します。
IBL IBL(Image-Based Lighting)のオンオフを切り替えます。
DiffuseSize ディフューズマップのサイズを指定します。
SpecularSize スペキュラマップのサイズを指定します。

アバター設定

Avatars

Label function
Dummy Avatar 遠方や描画制限がかかった場合に描画するダミーアバターを指定します。
Avatar Files アバター情報をまとめたアバターファイルを指定します。アバターファイルについては、こちらをご覧ください。
CreateAvatarFile 新規のアバターファイルを生成します。

Note

HEOWorldSetting > Avatars > Avatar Fileにて空欄がある、Avatar Fileが1つも設定されていない場合はビルドエラーが発生したり初期状態のアバターが表示されない状態となります。

HEOWorldSetting_AvatarFileError_1

SDKでは初期状態のアバターとして用意しているAvatarFileがあるため、バージョンアップ後に空欄が発生している際はこちらをご利用ください。

HEOWorldSetting_AvatarFileError_2


マイアバター設定

MyAvatar_1

Label function
NSFW NSFW(Not Safe For Work: 閲覧注意)なアバターの表示を制限します。
Polygon そのワールド内で使用できるマイアバターのポリゴン上限を指定します。
Motion マイアバターが使用するモーションを指定します。

MyAvatar_2

Label function
Emotion マイアバターが使用するエモートを指定します。
Objects マイアバターに物を持たせたい場合に、モデルを指定します。