AvatarFile
AvatarFileはVketCloudSDKにてプリセットアバターの追加などのために使用するファイルです。
本ファイルにはVket Cloud上でアバターを動作させるための情報を設定します。
一般情報
名称 | 機能 |
---|---|
Thumbnail(Japanese) | 言語設定が日本語の際のアバターのサムネイルを設定します。 設定されたサムネイルはワールド内設定画面にて使用されます。 |
Thumbnail(English) | 言語設定が英語の際のアバターのサムネイルを設定します。 設定されたサムネイルはワールド内設定画面にて使用されます。 |
サムネイルは、ワールド内設定画面のプリセットアバターのサムネイルとして以下のように使用されます。
また、設定画面でのアバターの表示の順番はHEOWorldSetting > Avatar > Avatar Fileにて設定された順番で表示されます。
なお、サムネイル画像はpng形式で比率が1:1のものが使用できます。
.vrm
初期設定で表示するVRM形式のアバターを指定する項目です。
名称 | 機能 |
---|---|
.vrm | アバターに使用するモデルを設定します。 |
Height | アバターのカメラ基準位置を設定します。0にすると、足元を中心にカメラが追従します。 |
Hrm Png | テクスチャ圧縮の結果生成された[モデル名]_png.hrmファイルを指定します。 |
Hrm Astc | テクスチャ圧縮の結果生成された[モデル名]_astc.hrmファイルを指定します。 |
Hrm Etc 2 | テクスチャ圧縮の結果生成された[モデル名]_etc.hrmファイルを指定します。 |
Hrm Dxt | テクスチャ圧縮の結果生成された[モデル名]_dxt.hrmファイルを指定します。 |
Motion
各ユーザーが使用できるモーションを設定する項目です。Vket Cloudでは任意のモーションを追加することができ、.hem
という独自のファイル形式を採用しています。
アニメーションファイルを用意し差し替えることで待機・歩行などのアバターのアニメーションを差し替えることができます。
名称 | 初期値 | 機能 |
---|---|---|
Motion Name | モーション名を設定します。 | |
.hem | モーションファイルを設定します。 | |
Loop | true | モーションをループ再生するか設定します。歩きや待機モーションではオンにしてください。 |
Use Action | false | モーション再生時に実行するアクションを設定します。 具体的には、本項目を有効にした上で Setting から実行するアクションを設定します。 |
Draw Circle Shadow | true | モーション再生時に丸影を描画するかどうか設定します。 |
Collision Detection | true | モーション再生時に衝突判定をおこなうかどうか設定します。 |
Emotion
アバターが使用できるエモートを設定する項目です。Vket Cloudでは任意のエモートを追加することができ、.hem
という独自のファイル形式を採用しています。
名称 | 初期値 | 機能 |
---|---|---|
.hem | アバターが使用するエモートを指定します。 | |
loop | false | アニメーションをループ再生するか設定します。 |
useAction | エモート再生開始時に実行するアクションを設定します。 具体的には、本項目を有効にした上で Setting から実行するアクションを設定します。 |
Objects
アバターに対して任意のアセットを持たせるための項目です。
Heo・Hep・Audioの3つの形式に対応しています。
3Dモデルを設定したい場合は .heoファイルへの変換が必要です。
名称 | 初期値 | 機能 |
---|---|---|
Name | 空欄 | オブジェクトの名前を設定します。 |
Object Type | Heo | オブジェクトの種類を設定します。Heo : .heoファイル, Hep : パーティクル,Audio : 音声 |
File | 空欄 | 使用するファイルを指定します。 |
Position | 0,0,0 | Targetからの相対座標を指定します。 |
Rotation | 0,0,0 | Targetからの相対角度を指定します。 |
Target | 空欄 | Position及びRotationの基準となるボーン名を指定します。 ボーン名はVRMヒューマノイドのフォーマットに由来しており、記載する際はスネークケースにします(例: head, leftLowerLeg, leftThumbProximal...) |