スカイボックス設定
VketCloudSDKでは、UnityのSkyboxを出力することは出来ません。そのため、BoxまたはSphereの法線を反転させたオブジェクトを配置して、擬似的なSkyboxとして出力することで代用します。
法線が反転されたオブジェクトはBlenderなどの3Dモデリングソフトを使用して用意する必要がありますが、SDKに内蔵されたチュートリアルシーンにおけるSkyboxオブジェクトを使用し、テクスチャを貼り替えることも可能です。
背景の設定方法
クイックメニューによるSkybox Prefab及びBackgroundTextureの追加
Ver12.3にて、Skybox及びBackground Textureがシーンに簡単に追加できるクイックメニューが追加されました。
詳しくはVket Cloudオブジェクト追加のためのクイックメニューをご参照ください。
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VketCloudSDKメニュー > Tutorials > Tutorial -Basic-を選択してチュートリアルシーン(Basic)をインストールすると、チュートリアルシーンと使用されているアセットがダウンロードされます。
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チュートリアルシーンにて使用されているSkyboxオブジェクトは「Assets > Samples > Vket Cloud SDK > [現在のSDKバージョン] > Tutorial -basic- > Used Files > Models」に格納されています。 Modelsファイル内のSky_Sphereを選択し、ドラッグ&ドロップによって制作中のシーンに配置します。
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Sky_SphereのスケールはInspectorから変更できます。また、別のテクスチャを割り当てたい場合はInspector中のSkyboxマテリアルから差し替えることができます。
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Build & Runを行い、Skyboxの反映を確認します。
Tips
マテリアルのシェーダーは「Unlit/Texture」を選択すると、陰が出来ずに綺麗に出力できます。
HEOBackgroundTextureについて
背景を実装する別の方法として、どのカメラ角度からも同じ画像を表示させ、2Dゲームの背景などを作る際に便利なHEOBackgroundTextureがあります。