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Play/StopItem

PlayStopItem_1

概要

PlayItemは、オーディオ・パーティクル・アバター以外のオブジェクトアニメーションを再生します。

Targetに指定できるオブジェクトは、

を持つシーン上のオブジェクトです。

※アバターアニメーションの再生についてはMotionをご参照ください。

HEOObjectを指定した場合のみ、Indexを追加で設定することができます。
その場合、設定したIndex番号のモーションが再生されます。

また、TargetがBeginActionsを持つItemであれば、それも同時に実行します。

オブジェクトアニメーションのより詳細な解説

オブジェクトのアニメーションについてより詳しい解説が知りたい場合は、ワールド制作ガイド / オブジェクトをアニメーションさせるをご参照ください。

StopItemについて

StopItemは、オーディオ・パーティクルを停止します。実行中のBeginActionsがあれば、それも停止します。

StopItemは一見、再生中のアニメーションを停止しそうなアクションですが、 StopItemの効果はBeginActionsの停止であり、再生中の「オブジェクトアニメーション」はBeginActionsに該当しないので止まりません。
StopItemはパーティクルやサウンドを止めるのに使うことができます。

したがって、オブジェクトアニメーションを停止させたい際はLoopをオフにして自然停止させるか、もしくは以下の手順で停止用のMotionを用意してPlayItemにて呼び出す必要があります。

停止用のMotionを作る

  1. ワールド制作ガイド「オブジェクトをアニメーションさせる」ページにおけるHEOObjectにアニメーションを付与する方法を参考に、以下のようにHEOObjectを常にデフォルトの状態におくアニメーション(例としてIdleと命名)を用意・hemファイルに書き出しします。

    PlayStopItem_2

  2. HEOObjectでは1番目にIdleをおき、2番目以降に再生したいアニメーションを配置します。1番目のMotionはワールド入場時の初期状態 / 待機時のMotionとなり、アニメーションを停止させたい際に呼び出すMotionを兼ねます。 PlayStopItem_3

  3. ここでは停止制御の例としてHEOAreacolliderを使用します。
    プレイヤーがエリアコライダーの範囲に入場した際にPlayItemを使用してCubeの2番目のMotion(Index 1)を呼び出し、退場時にはPlayItemによって1番目のMotion(Index 0)を呼び出します。

    PlayStopItem_4

  4. ワールドに入場すると以下のような挙動となります。

    PlayStopItem_Result