組み込み関数 - ネットワーク
情報
ルームのプレイヤー全体に、任意のデータを送信します。
プレイヤーにデータを送信する方法として、カスタムステートとカスタムデータの2種類があります。
カスタムステートは、新しくルームに入ってきたプレイヤーへ自動的にデータが送信されます。
カスタムデータは、1回きりの送信を実現するものです。
それぞれ、以下の関数を利用してデータを送信します。type には任意の文字列を指定できますが、利用目的に応じた適切な名前を選択することが好ましいです。
データ送信関数
hsNetSetCustomState
void hsNetSetCustomState(string type, string data)
あらかじめ type と data を設定しておくことによって、ルームに入場したユーザーに (type, data) を自動で通知する。
hsNetSendCustomData
void hsNetSendCustomData(string type, string data)
ルーム内のユーザーに (type, data) を通知する。
データ受信コールバックメソッド
送信されたデータは、コンポーネントに定義された OnReceiveCustomState()
と OnReceiveCustomData()
メソッドで取得できます。引数 id は送信したプレイヤーの識別子です。
component CustomDataReceiver
{
public void OnReceiveCustomState(string id, string type, string data)
{
}
public void OnReceiveCustomData(string id, string type, string data)
{
}
}
マイク許可状態
hsNetGetMicPermissionState
int hsNetGetMicPermissionState()
マイク許可状態を取得します。以下の定数値が返ります。
const int HSMicPermissionState_Prompt = 0; // 確認が必要
const int HSMicPermissionState_Granted = 1; // 許可
const int HSMicPermissionState_Denied = 2; // 不許可
コールバックメソッド
以下のメソッドを定義しておくと、マイク状態が変更されたときに呼び出されます。
public void OnChangedMicPermissionState(int MicPermissionState)
{
}
SpatiumCode
hsNetGetSpatiumCode
string hsNetGetSpatiumCode()
Sceneファイルに定義されたSpatiumCodeを取得します。