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VKC Item Object

VKCItemObject_1

VKC Item Objectは、動的なオブジェクトをシーンに生成するために使用します。
ここではあらかじめ生成したheoファイルだけではなく、vrm、 hrm、 glb形式のファイルも配置できます。

このオブジェクトタイプを使用可能なItemクラス

設定項目

基本設定

名称 初期値 機能
Show true オブジェクトの表示 / 非表示を切り替えます。
File Mode heo, vrm, hrm, glbファイルのいずれかを指定します。
vrmモデルのテクスチャ圧縮を行っている場合はhrmに該当のファイルを指定します。
Scene Preview false オブジェクトの生成された状態をUnityシーン上でプレビューします。
詳細は下記「プレビュー機能」にて解説します。
Enable Bone false アーマチュアによるアニメーションを再生する場合はオンにします。
Circle Shadow false オブジェクトの足元に丸影を投影するか切り替えます。
Look at Camera false カメラ方向に対して常に正面を向くようになります。
Object Mode None None、Pose、Motionから任意に選択します。PoseもしくはMotionを選択した場合、追加でhemファイルを指定する必要があります。
Pickable false 掴む機能の有効化する。詳細は以下参照

Pickable

VKCItemObject_8

名称 初期値 機能
Display Name (ja) "" 日本語表示名
Display Name (en) "" 英語表示名
Enable Collision Detection false 掴んだ後に、衝突判定の有効化するかの設定をします。
Bone Name "hips" 掴む対象のボーン名を指定します。
Offset Position (0, 0, 0) 掴んだ際のボーン位置からのオフセット位置を指定します。
Offset Rotation (0, 0, 0) 掴んだ際のボーン回転からのオフセット回転を指定します。
Offset Scale (1, 1, 1) 掴んだ際のボーンスケールからのオフセットスケールを指定します。

Advanced

VKCItemObject_2

名称 初期値 機能
Clickable false オブジェクトがクリックされた際の判定を発生させるか否かを設定します。
Auto Loading true 動的ローディングにて使用します。
デフォルトはtrueで初回ローディング時に読み込まれます。
Light Scattering Target true ライトスキャッタリングが有効になっている際に、スキャッタリングの影響を受けるかを設定します。
Shadow Caster false シャドウマッピングが有効になっている際に、本オブジェクトの影を他のオブジェクトに投影するか設定します。
Shadow Receiver false シャドウマッピングが有効になっている際に、他オブジェクトの影を本オブジェクトへと投影するか設定します。
Foreground Rendering false 最前面描画(深度値を考慮せずに一番手前に描画)を行うか設定します。
Depth Buffer Target true 深度バッファを描き込むかどうかを設定します。
Opaque Alpha Blend false Trueのとき、アルファブレンド描画を強制的に不透明描画パスで行います。
Alpha Animation Target false カメラがオブジェクトによって遮られた際、視界確保のために透過するかを設定します。詳細はVKCNodeAlphaAnimationをご参照ください。
Item Render Priority Itemの描画順序を決定します。
詳細はRenderingSettings / Priority Listをご参照ください。
Show Photo Mode false 撮影モード中にそのitemを表示するかどうかを設定します
Force Raycast Check Disable false Item単位でraycastの判定を強制的に無効にするかどうかを設定します
Force Collider Disable false 強制的にコライダーを無効にします
Begin Actions モーション再生時にトリガーするアクションを設定できます。
End Actions モーション終了時にトリガーするアクションを設定できます。

Mode - Pose設定項目

VKCItemObject_3

名称 初期値 機能
.hem モーションファイルを設定します。
Scene Preview false オブジェクトの生成された状態をUnityシーン上でプレビューします。
詳細は下記「プレビュー機能」にて解説します。

Mode - Motion設定項目

VKCItemObject_4

名称 初期値 機能
.hem モーションファイルを設定します。
Scene Preview false オブジェクトの生成された状態をUnityシーン上でプレビューします。
詳細は下記「プレビュー機能」にて解説します。
Loop false モーションをループ再生するか設定します。歩きや待機モーションではオンにしてください。
Draw Circle Shadow true モーション再生時に丸影を描画するかどうか設定します。
Collision Detection true モーション再生時に衝突判定をおこなうかどうか設定します。
Actions false モーション再生時に実行するアクションを設定します。

プレビュー機能

Scene Previewを有効にすると、以下のように設定したオブジェクトファイルが生成位置にプレビュー表示されます。

VKCItemObject_5

また、Object ModeにてPoseもしくはMotionを選択すると、モーションのHEMファイルがUnityのAnimationClipに変換されてプレビューができます。

VKCItemObject_6

Scene Previewを有効にすると出現するスライダーをドラッグすると、HEOオブジェクトのアクションを調整できます。
なお、このスライダーはモーションをプレビューするだけで、ビルド時のオブジェクトには反映されません。

VKCItemObject_7

Note

以前のバージョンにて作成されたheoファイルのプレビューを有効にした際に、該当のモデルが正常に表示されない場合があります。
恐れ入りますが、表示不具合が発生した際はheoファイルの再作成をお試しください。