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JS入稿機能をSDK13.7にて有効にする方法 (有償プランのみ、SDK13.7以降)

用途

JavaScript(以下、JS)をアップロードすることで、ワールド内でJSを実行することができます。

Vket Cloud で実現ができる「ブラウザゲーム」「3Dウェブサイト」「オンラインイベント」などにJSベースのスクリプト(プログラミング)を使用した様々なギミックを実装できるようになります。

JSは、一般的にWebブラウザベースのアプリケーションの開発で利用されることが多い言語です。HTMLやCSSと組み合わせてJSもよく利用されており、Webブラウザ上での開発をはじめたばかりの人も学びやすく、ライブラリが豊富な点も特徴的です。

今回の機能提供により、Vket Cloudの開発者は具体的に下記のようなことが実現できるようになります。

  • ゲームワールドのセーブ機能の実装、サーバーとの同期を実現した本格的なオンラインゲーム制作

  • 一般公開されているお天気APIを活用したワールド内の天候アニメーションの変化

  • 自社のデータベースと連携した会員制のWebメタバース空間の運用

サンプルJS入稿ワールド

試しにJSをアップロードするためのサンプルワールドをご用意しています。サンプルJSをアップロードすることで、ワールド内でキーボードの状態(押下/離す)をテキストとして表示することができます。

詳細は、サンプルJS入稿ワールドの導入方法を参照してください。

前提条件

JS入稿手順

  1. Project Window右クリックで、File Deployment Config項目を作成します。

File Deployment Configの作成

  1. Base Settingにアクセスし、File Deployment ModeCustomに変更します。次に、Create File Deployment ConfigボタンでファイルをAsset内に作成します。

File Deployment Modeの設定

  1. 対象のFile Deployment ConfigにセットしたいJSをセットします。

サンプルJS: vkc_sample.js

JSのセット

(注意:複数のファイルを指定した場合、現在、Build and run時には読み込み順序はこの設定順になりますが、Vket Cloudの本番環境においてはファイル名順にソートされた読み込み順になるため、後半に読み込みたいファイル名は「z」を前置するなどして、読み込み順を制御してください。)

  1. Base SettingのFile Deployment Configに対象のScriptable Objectをセットします。

Scriptable Objectのセット Scriptable Objectのセット

  1. 最後に、Build And RunもしくはUploadを行います。

これで、SDK13.7におけるJS入稿機能の設定手順が完了です。