Lib13移行のモーション追加
概要
Lib13にて、Canvas資材及びエモートアニメーションがサーバーから取得する形式となり、インゲーム側でこれらの資材を持つことが無くなりました。 これにより、自動で更新がされるようになった一方、シーン独自のUIやエモートの実装を行いたいとなった場合、以前より実装が困難となりました。 本記事では、Lib13以降の環境に於いて、独自エモートを実装する方法について紹介します。
検証環境
SDKバージョン : 13.7.7
OS : Windows 10
Unity : 2019.4.31.f1
ブラウザ : Chrome
事前知識
VketCloudSDK13のAvaterFileには、エモートの欄がありません。
したがって、独自のエモートを正攻法で実装することはできません。
代替実装 - モーションを使って実装
モーションタブではモーションの実装が出来ます。 こちらは今まで通り、追加/削除が可能です。
追加したモーションはアクション・HeliScriptで再生可能です。
したがって、「このワールド限定でアバターがこういう動きしてほしい!」は原則、モーションを使って実装します。
モーション機能では出来ないこと
①エモートパレットからの使用
モーション機能で登録するだけでは、画面右下のエモートパレットからアニメーションを選んで使用することが出来ません。
②エモートアイコンの表示
エモートを使用した場合、プレイヤーの上部にアイコンが表示されますが、モーションの場合、表示されません。