コンテンツにスキップ

VKC Node Collider

VKCNodeCollider_1

VKC Node Colliderとは、Vket Cloud上でコライダーがどのような衝突判定を持つかを設定できるコンポーネントです。

Label 名称 機能
Collider Type コライダータイプ コライダーのタイプを指定します。
Collider Target コライダーターゲット ターゲットを指定します。
Use Physics 物理演算を適用 Box Colliderに対して物理演算を可能にします。
Fixed 位置の固定 Box Colliderの位置を固定することができます。
Enable Body ロード時に物理演算を有効にする オブジェクトが読み込まれた際に物理演算を有効にするかどうかを選択できます。
Mass 重さ 重さパラメータを調整します。
Restitution 反発係数 反発係数のパラメータを調整します。
Allow Cross Over 埋まりを許容 コライダーに対する埋まりを許容するかどうか指定します。
Cross Over Rate 埋まり比率 どの程度埋まりを許容するかの割合。0.0に近いほど埋まる範囲が大きくなります。
Extrusion Speed 押し出しスピード 許容する埋まりの比率を超えた際の押し出しスピードを設定します。
Grounding Detection 接地処理 接地処理の設定します。接地処理とはコライダーの上面が地面かどうかを判定し、地面であればその上に乗る処理のことです。

Extrusionについて

SDK13.0以降に追加されたVKC Node Colliderの機能で衝突判定の押し出し処理の挙動を調整することができます。 例えば、衝突判定上は通れない隙間(コライダー)に対して、ある程度埋まることを許容して通れるようにしたり、移動するのに小さいオブジェクトが邪魔になるのを防ぐことができます。

コライダータイプ

Label 名称 機能
Collider コライダー コライダーの役割を果たします。
Clickable クリック対象 プレイヤーがクリックすることを可能にします。
Area エリア 通過することのできるコライダーです。VKC Item Area Colliderと組み合わせることで、範囲内に入った任意のアクションを設定できます。
Occlusion オクルージョン 接触した際にオクルージョンを有効にします。
詳しい使い方はオクルージョンカリングをご確認ください。
Reflection Probe リフレクションプローブ 接触した際にリフレクションプローブを有効にします。
In View 描画判定  視野に入ったかどうかを判定したい場合に扱います

Note

コライダータイプがコライダーでないコライダー(クリック対象、エリア、オクルージョン、リフレクションプローブ、描画判定)はプレイヤーが触れても衝突しません。

コライダーターゲット

Label 名称 機能
All 全て 衝突判定に対象をとりません。
Avatar Only アバターのみ アバターだけ衝突判定が有効になります。
Self Player Only プレーヤー自身のみ 操作しているプレイヤーのみ衝突判定が有効になります。

接地処理

Label 名称 機能
Auto 自動 コライダーサイズで自動判定します。小サイズは無効、大中サイズは有効です。
Enable 有効 接地処理有効
Disable 無効 接地処理無効

コライダーの衝突 / エリア範囲判定について

ワールド内でのコライダーの衝突 / エリア範囲判定は画像オレンジ円のようにプレイヤーの下半身にて判定されます。
また、以下のようなコリジョンの可視化はVketCloudSettings / BasicSettingsからデバッグモードを有効にした上でF3キーを押すと切り替えできます。

HEOCollider_2