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AvatarFile

AvatarFileはVketCloudSDKにてプリセットアバターの追加などのために使用するファイルです。
本ファイルにはVket Cloud上でアバターを動作させるための情報を設定します。

Emotion機能について

Emotion機能をご使用になる場合は、SDK12.3.4までのバージョンをご利用ください。
SDK13.0より新しいバージョンではEmotion機能はお使い頂けませんのでご了承ください。

一般情報

名称 機能
Thumbnail(Japanese) 言語設定が日本語の際のアバターのサムネイルを設定します。
設定されたサムネイルはワールド内設定画面にて使用されます。
Thumbnail(English) 言語設定が英語の際のアバターのサムネイルを設定します。
設定されたサムネイルはワールド内設定画面にて使用されます。

Avatar Settingsの項目について

Avatar Settingsの設定項目はVket Cloud SettingsのSetting modeをAdvancedへ切り替える事で、Avatar SettingsのオブジェクトがHierarchy上に現れ、設定変更が可能になります。

なお、サムネイル画像はpng形式で比率が1:1のものが使用できます。

AvatarFile_Result

Avatar

アバターデータを.vrmまたは.hrmから選択できます。

サムネイルは、ワールド内設定画面のプリセットアバターのサムネイルとして以下のように使用されます。
また、設定画面でのアバターの表示の順番はVketCloudSettings > Avatar Settings > Avatar Setting > Avatar Fileにて設定された順番で表示されます。

.vrm

アバターデータに.vrmを指定する場合、以下の項目が設定可能です。

AvatarFile_1

名称 機能
.vrm アバターに使用するモデルを設定します。

なお、サムネイル画像はpng形式で比率が1:1のものが使用できます。

.hrm

アバターデータに.hrmを指定する場合、以下の項目が設定可能です。

AvatarFile_1

名称 機能
.hrm Png テクスチャ圧縮の結果生成された[モデル名]_png.hrmファイルを指定します。
.hrm Astc テクスチャ圧縮の結果生成された[モデル名]_astc.hrmファイルを指定します。
.hrm Etc 2 テクスチャ圧縮の結果生成された[モデル名]_etc.hrmファイルを指定します。

テクスチャ圧縮について

テクスチャ圧縮ツールについては、サーバー側で自動圧縮を行うために将来のバージョンでの廃止が予定されております。
代替の軽量化手段として、元のテクスチャサイズを変更する方法がSDKToolとして用意されています。
詳しくはテクスチャ圧縮をご確認ください。

Motion

各ユーザーが使用できるモーションを設定する項目です。Vket Cloudでは任意のモーションを追加することができ、.hemという独自のファイル形式を採用しています。
アニメーションファイルを用意し差し替えることで待機・歩行や、振り向く・切り返すなどのアバターのアニメーションを差し替えることができます。

AvatarFile_3

名称 初期値 機能
Motion Name モーション名を設定します。
.hem モーションファイルを設定します。
Loop true モーションをループ再生するか設定します。歩きや待機モーションではオンにしてください。
Use Action false モーション再生時に実行するアクションを設定します。
具体的には、本項目を有効にした上でSettingから実行するアクションを設定します。
Draw Circle Shadow true モーション再生時に丸影を描画するかどうか設定します。
Collision Detection true モーション再生時に衝突判定をおこなうかどうか設定します。

Objects

アバターに対して任意のアセットを持たせるための項目です。
Heo・Hep・Audioの3つの形式に対応しています。
3Dモデルを設定したい場合は .heoファイルへの変換が必要です。

AvatarFile_4

名称 初期値 機能
Name 空欄 オブジェクトの名前を設定します。
Object Type Heo オブジェクトの種類を設定します。
Heo: .heoファイル, Hep: パーティクル,Audio: 音声
File 空欄 使用するファイルを指定します。
Position 0,0,0 Targetからの相対座標を指定します。
Rotation 0,0,0 Targetからの相対角度を指定します。
Target 空欄 Position及びRotationの基準となるボーン名を指定します。
ボーン名はVRMヒューマノイドのフォーマットに由来しており、記載する際はスネークケースにします(例: head, left_lower_leg, left_thumb_proximal...)