ワールドに任意のファイルを保持させる
概要
ビルドもしくはアップロードするワールドへ、ユーザーが指定する任意のファイルをワールドデータ内に保持させることが可能です。
当機能は、任意のファイルをシーンの設定以外に設定したい場合に便利です。
たとえば、ブラウザでワールドをロード後、HeliScriptを用いて動的にスクリプトの処理や各種データの内容を差し替えたい場合などにお使い頂けます。
Build And Run
時には保持対象のファイルやフォルダーは、release/data/
配下に配置されます。
Upload to Remote Server
時には、保持対象のファイルやフォルダーは、upload/data/
配下に配置されます。
ラベル | 格納できるデータ |
---|---|
SceneFiles | data/Scene |
HeliScript | data/HeliScript |
Avatars (vrm) | data/Avatar |
Motions (hem) | data/Motion |
Particles (hep) | data/Particles |
Fields (Heoもしくはglb) | data/Fields |
Sounds (.mp3) | data/Sound |
Videos (mp4) | data/Video |
Images (.png) | data/Image |
Activity json (json) | data/Activity |
使い方
-
Projectウィンドウで 右クリック > Create > VketCloudSDK > File Deployment Config を選択してください。
-
FileDeploymentConfig.asset
が生成されます。 -
セットしたいファイルをカテゴリーごとにセットします。
セットできる項目はページ上部の表を参照してください。 -
BasicSettingsの
File Deployment Mode
をCustom
に変更したのち、3. にて設定したFileDeploymentConfigを設定します。 -
Build And Run
を実行するか、もしくはワールドをアップロードすることで、保持したいデータが同時にビルドされます。
ファイルの作成方法について
1.の手順の際、BasicSettingsのCreate File Deployment Config
を押し、FileDeploymentConfig.asset
ファイルをAssets内に作成する方法でも作成可能です。